高齢の代表者の法人破産・代表者破産

  • 法人破産
  • 製造業

【相談者概要】

相談企業のエリア愛知県
業種製造業
従業員規模10名程度
ジャンル法人破産と代表者破産

【相談前の状況】

代表者が高齢で営業もままならなくなり事業継続が難しくなってしまった。

後継者もおらず、代表者のご家族から破産の相談があった案件です。

代表者は認知症の疑いがあり、お金の使い方も荒くなっていたようです。

【ご提案内容・解決方法】

代表者のご家族に成年後見人となってもらい、法人破産と代表者破産を同時に行いました。

財産は不動産がありましたので、ある程度の財産確保はできる案件でした。

しかし、代表者が認知症と診断され、後継者がいない状況では再生することが不可能だったため、破産手続となりました。

【弁護士の所感・解決のポイント】

代表者は自分の会社に対する思い入れも強いので、ご自身で破産をご決断されることには少なからず抵抗があると思います。しかし、本件ではご家族からのご相談があったことで、スムーズに手続を進めることができました。また、代表者のご自宅も、ご家族の協力で確保することもできました。

Last Updated on 2月 20, 2024 by hayashi-corporatelaw